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ドキュメンタリー映画「小屋丸 冬と春」


フランスの現代美術家、ジャン=ミッシェル・アルベローラ氏が
初監督を務めた映画「小屋丸 冬と春」があると知り
ぜひとも観たいと思っている。


この映画は、越後奥寂庵から車で45分ほどのところにある
十日町市小屋丸集落が舞台。


小屋丸集落は、わずか4世帯13人が暮らす限界集落であり
厳しくも美しい自然が残る場所らしい。


小屋丸集落の写真を観たり、状況を知れば知るほど
越後奥寂庵がある集落と重なるところが多い。


アルベローラ監督は、小屋丸に理想の共同体(ユートピア)を見て
映画を撮ろうと決意したそうだ。



以下に監督の言葉を引用するが
まさに、私が越後に惹かれた理由と合致する。


「小屋丸は一つの例になると思ったのです。
 小屋丸の住民らの声はすなわち、大地の声ではないか、と」


「都市から疎外された生活、過酷な冬に抗する生のあり方
 最低限必要な物質による暮らし・・・。
 小屋丸の住民らは、より精神的なものに近い人々なのではないかと感じた」


「撮影には光は不可欠だし、都会では光のない状態はあり得ない。
 しかし田舎に行くと、人々は闇を恐れない。
 その感覚が逆に新鮮だ」



もしかしたら、親鸞上人と良寛さまも、この越後の地で
監督や私が感じる感覚と、同じ感覚を感じていたかもしれないと思うと
時代を超えて過去の偉人たちと出会えるようで、魂が沸き立つ。


近代化された日本においても
いまだ日本的霊性が現存していることを、あらためて感じることができて
日本人としての自分を深めていける、という希望を感じた。


映画「小屋丸 冬と春」予告編
http://www.youtube.com/watch?v=dCiwBoq0jzY


ほかに、越後を舞台にした映画に「ふみ子の海」がある。
この映画も以前から観てみたいと思っているが、なかなか機会がない。
http://fumikonoumi.com/


画像は、2010年1月の越後奥寂庵。


この冬は、どこまで雪が積もることだろう。


投稿者 haruki : 2010年12月29日 12:51 | トラックバック (0)

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