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窓からの風景


ようやく春になり、雪がすべて溶けた。


雪から建物を守るために、窓に付けていた雪囲いを取る。
途端に1階の屋内が明るくなった。


雪に埋まっている冬の間
薄暗いけれど静まりかえっていた屋内。


それはそれで好きだった。


雪囲いを取って窓を開けると
日の光とともに、蛙の鳴き声や鳥の声が飛び込んでくる。



思わず、畳にごろんと大の字になる。


目を閉じると、風が肌をかすめ、心地よい。


自然と呼吸が深まる。



目を開けると、柱や梁の模様が目に入る。


木の模様から、いろいろなイメージが湧いてきて楽しい。



まだ、家にある栗の木は、芽吹いていないが
門の脇にある桜は咲いていた。


窓から、風に揺れる桜の花が見える。


時を忘れて、いつまでも、ただ、ぼーっと眺める。



掃き出し窓に座り、脚を垂らす。


豪雪地帯なので、残念ながら縁側は作れない。


それでも、畳に座りながら
子どもの頃、祖父母の家の縁側に座っていた感覚を思い出す。



今度、訪れるときには、木々が芽吹き
田圃には苗が植わっていることだろう。


窓は、素敵な額縁だな。


投稿者 haruki : 2009年05月10日 11:34 | トラックバック (0)

大河ドラマ「天地人」のロケ地


越後奥寂庵から車で15分のところに
日本一の棚田の風景と言われている場所がある。


ここは、本当に素晴らしく
日の出、雲海、山、棚田とすべての要素が揃っている。


だんだん、日の出の時刻が早くなり
4月下旬では、日の出時刻が4時51分だった。


3時過ぎには起きて、4時過ぎには越後奥寂庵を出る。
なぜなら、日の出前のあかね色の空が綺麗だから。



いつもの場所に車を停める。


2月に来た時は、道が雪で覆われていて
かんじきがなければ、撮影ポイントに行けなかったせいもあり
他に、一人しかいなかった。


しかし今回は、ゴールデンウィークの中日ということもあるだろうが
明け方の4時にも関わらず、大勢の人で賑わっていた。


よく見ると、バスで所沢から来たグループもあった。



先日、NHK大河ドラマ「天地人」の特集をテレビで見て
「天地人」の冒頭で、ここの棚田が映し出されているのがわかり
その時点で、ここの棚田に来る人が増えるだろう、と予測はしていた。


今回、足を運んでみて
その予想を遙かに超える人たちが居たので、正直驚いた。


いくら棚田で有名だと言っても、都会からは遠く不便で
過疎の山村の外れにあるのだから。



テレビの影響力の凄さを
あらためて感じさせてくれた朝だった。


それでも、またここには来よう。


次回は、そろそろ雲海が出ているかもしれない。




投稿者 haruki : 2009年05月10日 22:54 | トラックバック (0)

天空の田んぼ


4月下旬に訪れたとき
越後奥寂庵から峠に向かって車を走らせ
5分ほどしてから振り返えると
山間に、たったひとつだけ、田んぼがあった。


水が張られた田んぼは、日の光で輝いていた。


棚田も素晴らしいけれど、山のなかで出合う田んぼには
本当に驚かされる。


どんなに山奥であっても、ちょっとした平坦な土地があると
田んぼになっている。



こんな山奥まで登ってきて田んぼを作るなんて
どんな精神の持ち主なのだろう。


何でも容易に手に入ってしまう都会の便利さに慣れていると
想像すらできないな。


投稿者 haruki : 2009年05月25日 01:11 | トラックバック (0)

小さき花たち


越後奥寂庵から峠に向けての道沿いに
一輪だけ咲いていたカタクリの花。


目を凝らしていないと見過ごしてしまうほどの
小さな花ではあるけれど
カメラのファインダーを覗くと
そこには素晴らしい世界が広がっていた。



道端から湿原に降りたところにあった小さき花。


なんと可愛い花なのだろう。



その湿原の奥では、水芭蕉が咲いていた。


人目に付かない場所にある
美しい花たち。


生命の輝きを見せてくれた
小さき花たちに感謝。


投稿者 haruki : 2009年05月27日 00:19 | トラックバック (0)

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