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贅沢な食事


ゴールデンウィーク明けは
毎年、楽しみにしていることがある。


それは、ご夫妻で開いている家庭的な食堂で
山菜定食がメニューの載るからだ。


朝、ご夫妻で標高の高い山麓に入って山菜を採取し
それを料理して、定食にしてくれる。


山菜天ぷら(たらの芽、コシアブラ、コゴミなど)
筍の刺身
ウドの酢醤油漬け
ワラビの煮付け
筍ご飯
コシアブラご飯
お吸い物


それに地元の釣り名人が渓流で釣ってくる
天然岩魚の塩焼きが付いてくる。


ご夫妻の心がこもった贅沢な定食である。


幸せな瞬間だ。



そしてもう一つ、美味しい料理がメニューに載る。


コシアブラのパスタである。


山に住むまでは、コシアブラのことは知らなかったが
山に住み始めてから、地元の人によく言われたものだ。


「たらの芽よりも、断然コシアブラの方がうまいだよ。」


実際、口に入れた時の香りが素晴らしい。
春菊のえぐみを消して上品にしたような香りが
口の中に広がる。


一つのパスタに入れるコシアブラを採るだけでも
相当な労力だろうに、ご夫妻に感謝である。



家には、たらの木があり
この時期は、食事前にたらの芽を摘み
天ぷらにする。


捥ぎ立てのたらの芽の天ぷらは、本当に美味しい。


コシアブラと比較すること自体
無意味なことだ。


それぞれに良さがあるから。



私は食事に関しては、ストイックな信念はなく
美味しく食べられるものは何でも戴く。


それでも、地元で採れる旬のものを食べることには
心身ともが喜ぶような気がしてならない。


それは、人間も自然の一部だからなのかもしれない。


投稿者 haruki : 2008年05月07日 18:54

魂を育む大地


丁度、去年の今頃、田圃の水面に惹かれて写真を撮っていた。
そして今年も相変わらず、田圃の水面に惹かれている。


これほどまでに、田圃の水面に惹かれていても
天候、風景、田圃の水入れ、すべてのタイミングが揃うのは
一年のうち、ほんの数日だ。


今朝は天気がよかったので、眠い目を擦りながらも思い切って起き
カメラを持って車に乗り込む。


田圃の水面を見つけると車を停め
水面に映る風景を確認しながら撮影ポイントを探し
惹かれた風景に出合うとシャッターを押す。


その行動を繰り返していると、先ほどまでの眠気がなくなって
感覚が冴え渡り、魂が活き活きと喜んでいた。



魂が感応し夢中になると、どんなに身体が疲れて消耗していても
活き活きしてくるのは何故だろう。


「ねばならぬ」でいやいや行動していると、身体は消耗するが
魂が感応し夢中になり、その感覚に身を委ねていくと
疲れた身体が元気になっていく。


そういう意味で、身体は正直だ。


私たちは、魂を日常の意識で直接実感することは難しい。
でも身体が、魂に添っているかどうかを知るバロメーターになる。



身体は、魂の乗り物。


そして身体は、魂を育む大地である。


投稿者 haruki : 2008年05月15日 19:04

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