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空と山々


東京ではまだ紅葉が楽しめるが
山麓の森では紅葉が終わり
広葉樹の殆どが葉を落としている。


葉が落ちて視界が開けると
雄大な山々が姿を現す。


山々は、あたかも葉が落ちることを予想していたかのごとく
葉が落ちる寸前に、雪化粧をしてくれた。


このような自然の絶妙なタイミングに
いつも敬服してしまう。



乾燥と冷たさによって、空気が凛としてくると
空や山々の美しさが際立つ。


美しい空と山々が、目の前に広がると
感動から、思わずため息をついてしまう。


その感動を言葉にしようとしても言葉にならない。


無理に言葉にしようとすると、感動が薄れてしまう。


ため息にしかならない。


このような時には、思考の無力さを感じる。


思考ではなく、身体でじかに感じること
感覚に乗っ取られることの方が
自意識よりも、遥かに大きなものに触れているように感じる。


この大きなものとの触れ合いは、圧倒的な感覚だ。



逆説的ではあるが、この圧倒的な感覚は
外側の「空」と内側の「空」が共鳴しているように思える。


圧倒的ではあるが、「空」なのだ。


そこには魂も介在しているかどうかもわからない。


投稿者 haruki : 2007年12月06日 22:49

雪と棚田


今回は、今までよりもさらに遠くの地域に向かった。
初めて向かう地域なので、出かける前から期待が高まっていた。


家を出る時は快晴だったのだが
途中で雲が増え始め、雨になる。


そして、目的地は雪だった。


地域が変わると、これほどまでに天気が違うものか、と驚く。


今まで通っていた山村とは、また違ったエネルギーの地域だった。



この地も気に入ってしまう。


なにしろ棚田の規模が違うのと
山間の集落だが開放的で
雪が降っているにもかかわらず、暗く重たくなかったからだ。


そして、日本の原風景がしっかりと残っている地だった。



この地は、家からは遠くではあるけれど
頻繁に訪れたい気持ちになった。


それは、この棚田が四季を通じて
どんな表情を見せてくれるのか、観てみたくなったから。



来年早々、雪深い時にまた来よう。


雪が深々と降りしきるなか、静寂を感じてみたい。


帰ってきたばかりなのにもかかわらず
次回の訪れを、もう楽しみにしている自分がいる。


投稿者 haruki : 2007年12月21日 23:01

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